インフルエンザの流行や重症化の報道を受け、我が家でも週末にインフルエンザワクチンを接種しに行ってきました。今回、通常の注射タイプのワクチンと、鼻に噴霧するタイプの経鼻インフルエンザワクチンのどちらかを選べたため、子どもたちの希望を聞き、3歳の娘には経鼻タイプを選びました。
初めての選択には不安がつきもの。私も「効果は大丈夫かな?」「副反応はあるのかな?」と心配していましたが、接種してみて結果的に良かったと感じています。
経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト」とは?
今回、娘が接種したのは第一三共株式会社の「フルミスト®点鼻液」です。
このワクチンは 2~18歳の子どもが対象 で、3歳の娘は接種可能でしたが、11か月の息子は対象外でした。通常のインフルエンザワクチンでは2回接種が必要な年齢でも、フルミストは 1回で完了 します。
接種費用は、通常のワクチン1回分が3,500円、2回接種でも7,000円なのに対し、フルミストは1回9,000円と割高でした。迷いましたが、本人の希望もあり、3歳の娘には初めてのフルミストを選びました。
接種当日の様子
事前に接種予約をし、小児科へ。小児科では通常ワクチンを受けるきょうだいと一緒に診察を受け、3歳の娘はフルミストを接種しました。注射の代わりに左右それぞれの鼻へワクチンを噴霧して、終わり。接種にかかった時間も数秒で、注射とほとんど差はありませんでした。3歳の娘は接種中に泣いてしまいましたが、注射を受けた7歳の娘も泣いていたので、その反応にも大きな差はなかったように思います。
帰宅後、娘に「痛かった?」と聞いてみましたが、あまり真剣に答えてくれず、そこまで痛くなかったのではと推測しています。
接種から3日経った今も、娘の場合は、副反応や体調の変化は特に見られません。
経鼻ワクチンのメリットとデメリット
メリット
• 1回の接種で完了 するため、再度病院へ行く必要がない。
• 注射不要 。
• 腕を出す必要がないため腕まくり不要、服の脱ぎ着が少なく済む。
デメリット
• 費用が高い(通常ワクチン2回分よりも高い)。
• 日本では新しいため、副反応への懸念 が少し残る。
・鼻に入れるのが嫌な人は苦手かも。
経鼻インフルエンザワクチンを接種してみて
どのワクチンにも副反応のリスクがあるため、十分に理解した上で接種を決める必要があります。しかし、針を刺すことに強い抵抗を感じるお子さんには、経鼻ワクチンは良い選択肢だと感じました。
我が家では、娘本人の希望もあり、フルミストを試しましたが、結果的にスムーズに接種が終わり、満足しています。家族の体調や状況に合わせて、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
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